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レーシックには、従来型レーシック、ウェーブフロントレーシック、イントラレーシックといった種類がありますが、どのような違いがあるのですか?
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近視矯正手術としてレーシックが行われるようになり、およそ15年。
この治療法は、それまでの近視矯正治療とは、質的に全く異なり、非常に正確に近視を治すことが出来る段階にまで至りました。
その後、ウェーブフロントレーシック、イントラレーシックなるものが出てきたのですが、成績はあまり変わりません。
病院によっては、「ウェーブフロントレーシックは新しい技術ですから、プラス10万円になります。」と言うところもありますが、前述の通り、成績はほとんど変わりません。
ただし、特殊な症例では、ウェーブフロントレーシックまたは、イントラレーシックの方が有効である場合もあります。
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病院によって、「従来型レーシックが一番良い」、「ウェーブフロントレーシックの方が良い」、「イントラレーシックの方が良い」・・・と、言っていることが違うのですが・・・
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レーシックは機械が非常に高価です。
よって、自分の病院が持っている機械で行う近視矯正手術が一番良いと宣伝するところがあります。
また、レーシックは機械任せなとこがあるため、眼科専門医の資格を持っていないドクターが手術をしている病院もありまが、眼科専門医とそうでない医師のどこに経験の差が出るかと言ったら、特殊なケースの場合です。
それを知らないで手術をしてしまい、うまくいかない場合もあるので気をつけた方が良いです。
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レーシックのデメリットは?
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レーシックで近視を治すと、老眼になった時に手元が見辛くなります。よって、必ずしもメガネが不要になるわけではありません。
裸眼でデスクワークが出来るくらい(数値で言えば、-3D以下)の軽い近視であれば、そのままにしておいた方が良いですよ。
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レーシックは誰でも受けることは可能ですか?
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誰でも受けることは不可能です。
基本的には近視が振興する可能性のある20歳未満の人は受けられません。
そして、20歳以下でも次のような人は受けられません。
(1)白内障、緑内障、糖尿病網膜症、円錐角膜、重症のドライアイ、ぶどう膜炎など、眼疾患のある人。
(2)過去3ヶ月間以内に眼科手術や眼外傷を受けた人。
(3)妊婦・授乳中の人。
(4)その他(検査結果により不可能と判断された人。)
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健康保険は適応されるのですか?
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健康保険は適応されません。
ただし、一部の生命保険会社で、レーシック手術給付金を支給する会社があります。詳しくはおご加入の生命保険会社にお問合せ下さい。
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入院の必要はありますか?
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入院の必要はありません。日帰り手術になります。
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レーシックで失明する可能性はありますか?
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毎年世界中で、百万件以上のレーシックが行われていますが、レーシック手術の影響で失明したと言う報告はありません。
そもそも、レーシックは、角膜の表面に行なう手術なので、眼球内部に対する影響はほとんどありません。
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レーシック手術は痛いですか?
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点眼で麻酔をかけるので痛みはありません。
ただし、手術中は瞼を大きく開くため、目元が疲れますが、術後神経が外界にさらされることがないので、痛みという程のものではなく、軽い異物感程度がある場合があります。
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レーシック手術後、仕事への復帰はいつから可能ですか?
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仕事の内容にもよりますが、翌日から可能です。
術後2、3日で軽度なスポーツも可能です。
1週間くらいで、通常生活に戻ることが出来ます。
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